毎日使っていたのに、いつのまにかanello(アネロ)のリュックを買ったとたん、すっかり忘れてしまっていたCOACH(コーチ)のショルダーバッグ。
自分専用のウォークインクローゼットにぶら下げていたにもかかわらず、気づいたら、うわっ、カビだらけに…(-_-;)
あれだけ毎日使ってそのまま2年も放置していたら、カビも生えますよね(^_^;)
便利でお気に入りだし、なんと言っても値段が高かったので捨てるわけにはいかないです(;^ω^)
でも、クリーニング出したら高そう…。こうなったらダメでもともと、布だから自分で洗ってみてはどうかな…
と、いうことで、自己流で洗ってみました。
光の関係でうまく写真にカビが写りませんでしたが、表も内側も真っ黒い布地に白いカビがかなり生えていて、もう捨てたほうがいいくらい…。
でも、勇気をもって早速、洗ってみたいと思います。
洗剤で洗う
まず、革のベルトと革のロゴアクセサリーを外す。
そして、カビということで消毒効果にもなりそうな『塩素系漂白剤 オキシクリーン』を専用スプーン1杯と大切な洗い物ということで、色あせ 型崩れ 毛玉を防ぐおしゃれ着洗いの『アクロン』を一緒にぬるま湯に適当に混ぜ、15分ほどつけておく。
その後、優しくまんべんなくもみ洗い。
表も内側も、カビがすべて落ちる気持ちで(;^ω^)
革のベルトとロゴアクセサリーの手入れ
洗剤にバッグ本体をつけているあいだに、水で濡らし、強くしぼった布でベルトのカビを拭いて落とす。私はこの布に、主人の着なくなったTシャツを切って使いました。このとき使う布は綿など柔らかいものがベター。
そのあと、革専用のワックスを薄く塗る。
私は、いつも靴磨きや腕時計のベルト部分に使っている『ラナパー レザー・トリートメント(ドイツ製)』を使用。
『ラナパー レザー・トリートメント』HP抜粋
~蜜蝋・ホホバ油を配合した天然、化粧品品質の保革用トリートメント~
革に必要な油分を補いワックス成分が表面を保護、自然な艶をよみがえらせます。撥水効果があり、防水スプレーなども不要、有機溶剤を使用していないため安心してご使用いただけ、匂いもありません。革だけではなく、木、金属、人工皮革など幅広くご使用いただけるのは天然成分だからこそ。Renapurは上質な天然由来成分で造られている為、身近な存在の革小物にも安心してご使用いただけます。
ロゴアクセサリーも同じように水拭きし、ワックスを塗る。べたつき感がある場合は、乾いた布でふき取るとよい。
洗ったバッグを脱水機へ入れ、干す
よく手もみしながら洗剤をすすぎ、洗い終わったバッグを洗濯ネットに入れ、脱水機で5分。
脱水されたバッグの形を整え、物干しざおに吊るして干す。
本当は陰干しのほうがよいと思いますが、冬の季節でそんなに太陽は強くなかったので、思いっきり直射日光のあたるところで干しました。
もし、取り外せない革の部分が心配なときは、キッチンペーパーなどでくるみ、直接太陽が当たらないように。その後、軽くここにもワックスを塗ってください。
最初、脱水をかけないで手でしぼってぶらさげたのですが、乾くのがあまりにも遅くなりそうなので脱水機に入れたのですが、型崩れが心配な場合は、形を整えて、そものまま干してもよさそうでした。
キレイに仕上がりました!
ちょっと写真ではわかりづらいと思いますが、すっかりキレイに型崩れすることなく仕上がりました!匂いも『アクロン』のいい香り(*´ω`*)
取り外せなかった革の部分も問題ありませんでした。
カビだらけのFURLAの革バッグもワックスで磨いてみた
こんなにキレイにうまくいくと思わなかったので、ついでに、もう一つ磨いてみました。
やっぱり、これもかなりお気に入りだったバッグで、しばらくしまっていたら全体が真っ白のカビだらけ。(お恥ずかしいです…。)
バッグの内側は、まったく匂いも問題なかったので、表面だけのようでした。
コーチのバッグと同じように、水で濡らした柔らかい布でしっかりカビを除去。
そして、全体に『ラナパー レザー・トリートメント』を塗ってみました。
ハリと艶がでて、よみがえりました!
自分で手を掛けてみると、お気に入りという感情よりももっと大きい、とても愛おしい存在になっていました。(バッグが喜んでいるように見えました!気のせい?)
新しいモノばかりを買うのではなく、手入れをしながらお気に入りのモノたちと会話する…、そんな生活も優雅かもしれませんよね。
今度は、なにをお手入れしてみようかな?
楽しみになってきました!(*^。^*)