情報誌に載っていないシンガポールでおすすめの「ロティ・プラタ」のお店

こんにちは! しなやかな生活を日々考えている綾乃です。

今回は、ガイドブックに載っていない、私のおすすめ『シンガポールのロティ・プラタのお店』をご紹介したいと思います。

ロティ・プラタってなに?

ロティ・プラタとは、インド生まれの食べ物で、小麦粉、卵、ギー(インドのバターオイル)を水で溶き、薄く伸ばして焼いたものをカレーにつけて食べる料理のこと。ロティとは「パンの一種」、プラタとは「平たい」という意味で、ヒンドゥー語からきているのだとか。

同じようにカレーにつけて食べるナンとは違うの? と思われるとおもいますが、ナンはロティの材料にヨーグルト、牛乳、酵母菌を入れて発酵させたパンで、ロティ無発酵パンの一種。なので食べた触感もぜんぜん違い、ロティは、クレープとクロワッサンのあいだのような感じです。

このロティの最大の美味しさは、空中で回しながら薄く広げていく生地にあります。生地をのばす光景はピザにもよくみられますが、ロティはもっともっと薄く、かなりの熟練技です。

なので、日本ではなかなか食べることが出来ない美味しさです。

店員さんが生地を回しながら薄くのばしていく

スィーツ系として大人気

食事やおやつとしてあるロティ・プラダですが、シンガポールでは今、どんどん進化をしていって、チョコレートや果物、ジャム、アイスクリームなどが入ったスィーツ系として食べるのが大流行りなんです。

私も日本で情報を得てからは見るからに美味しそうなので、シンガポールに行ったら絶対食べてみようと思っていました。しかし食べてみると、これが想像以上に美味しい!

クレープより美味しいかも(*´ω`*)

美味しかったお店『Teh Tarik Time 』(テ・タリ・タイム)

そこで、数多くあるロティ・プラダのお店の中で、美味しかったお店『Teh Tarik Time 』をご紹介します。

場所は、クラークキー駅と直結しているショッピングセンター「セントラル」の(New Bridge Rdを挟んだ)ちょうど真向いにあります。このお店の並びには、バクテーで超有名な『松發肉骨茶』(ソンファ・バクテー)もあります。

場所がいいので、とても行きやすいと思います。

※滞在日数が少ない場合は、この二つのお店をハシゴすることをおすすめしたいです。

ほかにもローカルフードのメニューあり

24時間営業ということで朝食として8時頃、一人で食べに行ったのですが、店は大きな通りに面してオープンになっているので女性一人でも気軽に入れる感じで、写真つきのメニューに指をさせば、優しい店員さんがすぐ作ってくれます。

まずはチーズが大好きな私は、『チーズロティ』($3)『Teh Tarik』(テ・タリ)($1.4)を注文。

※テ・タリとは、イスラム教徒のインド系移民が伝えたといわれ、紅茶にコンデンスミルクを混ぜたものを高い位置からカップに注ぎ入れる甘めのミルクティーのこと。シンガポールなど南国ではよく飲まれる飲み物。ちなみに、タリとは「延ばす」という意味があります。

テ・タリとチーズロティ。カレーをつけて食べます

外側はパリッ、内側はモチッとしたロティの中に、チーズがトロリと入っている。

カレーは少々辛口ですが、余裕で食べられる辛さです。

私は途中から、このロティそのものの味とチーズ、触感を楽しみたく、カレーとは別々に食べました。

きっと店員さんは、変な食べ方と思っていたかも…(;^ω^)

普通のお腹ならここで朝食タイムが終わるのですが、どうしても食べてみたいスィーツ系の『バナナチョコ』($4)も食べてみました。

チョコバナナのロティ・プラタ。バナナの輪切りは予想外でした

チーズロティも美味しかったのですが、

いやーこれは絶品です!(*´ω`*)

ある程度、美味しさは予想していたのですが、こんなにも美味しいなんて…。

ロティにはちょっと塩が入っているようで、しょっぱいロティ甘いチョコのハーモニーが素晴らしく、まるで日本人のために作られた食べ物かと思うほど美味しかったです。

甘いだけじゃないところが、また食べたい! と思わせる秘訣なのかも、です。

シンガポールには名物のローカルフードがたくさんありますが、ぜひ、『ロティ・プラタ』も食べてみてくださいね。

それでは、また (^O^)/