テレビをつけると、毎日、朝から晩まで横綱・日馬富士関のニュースでいっぱいだ。
力士たちの知人友人、関係者、そして、よくわからない人たちの憶測だけで、ワイドショーも引っ張る、引っ張る。
憶測はもういいよ…、警察は知ってるんだろうから…。
いい加減、他のネタはないのか?
そんな中、昨日、日馬富士関の引退記者会見が行われ、またまたこのニュースでもちきりだ。
引退までしなくても…
という声も上がっているようだけど、
私からすると、引退しかないでしょう…と思ってしまう。
真実はまだわからないけど、でも、こんな刑事事件を起こして、この先、相撲に対して集中力やモチベーションなんて維持できるのか? だって、それだけ神聖で気迫に満ちた場所なんでしょ、土俵って?
それに、横綱の“品格”がどうのこうのっていってるけれど、品格以前の問題だ。
うちの息子だって、嫌なことを言われても人は叩かない。
なぜなら、小さな頃から叩いたり叩かれて泣くたびに、
「人を叩いちゃダメだよ。ほら、自分も叩かれたら痛いでしょ?」
と、相手の痛さ、気持ちを教え込んできたから。
これは世の母親みんな、そうやって教えている。
そして、子供も大きくなってくると、自分がケガをすると母親が悲しい気持ちになることもわかってくる。
それなのに、「しつけようと思って、いき過ぎてしまった…」と日馬富士関。
ケガをさせられたほうの親(親方も含め)にとっては、たまったもんじゃない。
日馬富士関も普段は努力家で勤勉、そして物静かでとても優しい力士のようで胸が痛いが、この事件をつい母親目線で見てしまうと、こんな感情になってしまう。
ついでに奥様目線で物申すと、
自分から引退すると退職金が出て、相撲協会から除名処分を言い渡されると退職金が出ないのだとか。
それって、おかしくない?
引退宣言、早いもの勝ちか?
しかも、特別功労金を入れると、推定6千万、7千万。もしくは1億以上という相撲解説者も。
最後に爆弾投げといて、功労金はないでしょ?
最後の最後までファンを喜ばしてくれた人に、与えられるものじゃない?
一般社会では、自分から辞めるとかなり不利だよね?
失業保険もすぐ出ないしね (-_-;)