小学3年生の息子は、意外とシビアで上から目線でものを言ってくる。
理論的に問い詰めてきたり…、早く言えば、クソ生意気?
しかし、とーっても可愛いところもある。
それはーー、
ママは29歳だ、と信じ込んでいるところ! (^_-)-☆
息子が物心付いたころ、ママは20何歳だよって恥ずかしくもなく嘘を言っていた。
こっちとしては適当に言ったもんだから、はっきり覚えていないが、
毎年、誕生日が来るたびに、「ママ、今年は○歳だね」と言ってくる。
毎年、律儀に数えてくれてるらしい…いじらしいわん。
それで今年、29歳になっているようだ。
「ママって、平成元年生まれなんだね」
「そうなの?」
「えっ、違うの?」
そっか…平成29年ということは、そうなるのか…(-_-;)
「パパと歳が20歳も違うんだね」
「そうだね…」
「どうやってパパとママは知り合って結婚したの? 『スカッとジャパンの胸キュン』みたいに、先生と生徒だったの?」
いや、それはないでしょ…、パパ、先生やってないし… (-_-;)
この間は、
「ママ~、今日、学校で僕のママ29歳ってみんなに言ったら、すごーく若いんだねって言われたよ」
やばいやばい (-_-;)
「あのね、歳はママと二人だけの秘密だよ。誰にも言っちゃダメだよ」( ;∀;)
「わかった!」
あんまり29歳という歳が学校のママたちにばれたら、
「あらっ、いつも学校にいらっしゃるのママかと思ってたけど、おばあちゃんだったんだわ」
と、思われてしまうではないか…
それにしても、なんて素直で健気な息子…
私の母親からは、残酷だ、犯罪だ、孫がかわいそうだと涙ぐまれる。
あ~、私も胸が痛むわー
けして、私が若く見えるとか、美魔女だというわけではない。
普通のアラウンド50歳のおばさま…なんだけど、嘘ついちゃった。
もうそろそろ、潮時か!?
更年期で調子悪いし…
それとも引っ張れるだけ、引っ張るか?
そんなある日、
どうしても乗らなければならない時刻の電車があり、「絶対乗るからダッシュして!」
と息子にせかし乗車。
よーし、ギリギリセーフ!
すると息子、私と目が合うなり、恐る恐るパンドラの箱を開けるかのように静かな声で
「ママって本当に29歳なの?」
「どうしてそんなこと聞くの?」(-_-;)
「だって、走り方が29歳に見えなかったから…」
きゃ~~~~~(≧▽≦)
まさか、そんなところで疑われるなんて…。
腰と節々の痛みには勝てないのか…
つい、電車の中で大笑いしながら、またまた嘘をつきとおしてしまった私。
息子がショックをうける日も、そう遠くはなさそうだ (-_-;)