かなり遅い初詣を兼ねて、大好きな盛岡の街をぶらぶら。
お気に入りのお店を、ゆったりと巡ってきた。
まずは、盛岡城跡公園(岩手公園)のすぐそばにある櫻山神社で、家族3人、初詣。
寛永2年(1749年)に創建されたこの櫻山神社は、300年もの間、盛岡市民に愛され続け、元旦ともなるとかなり長い行列ができるのだとか。
さすがに、お正月休みが明けると、人がまばらだったわん。
新年早々、福袋を買ってる場合じゃないのかな (;^ω^)
次は、友達から教えてもらったパン屋さん『ブーランジェリー プチットゥ・フォレ』。
かなり長い店名で舌を噛みそうだが、小さい小さいお店にもかかわらず、かなりの人気店で売り切れたら閉店というお店。
櫻山神社の参道をまっすぐ抜けたところにある。
朝の8時開店で、仕事に行く前に朝食やランチ用に買っていく人が多く、午前中には売り切れてしまう。
私も過去2度ほどお昼近くに来たが、お店はしまっていた。
やっぱり噂は、本当のようだった…(-_-;)
店内は、数多くのパンが並んでいたのがわかるが、私が訪れたこの日の時間は10時半過ぎ。
ほとんどが売り切れていて、あまりパンは並んでいなかった。
そんな中、息子とパパはビーフシチューパンとプチフランスパンを買って、窓際にあるカウンターで食べた。
これからランチを食べに行くというのに、どうしてもすぐ食べてみたかったようだ。
すごい胃袋だわん。
私は、家で食べようとレーズン食パンを買った。
早く、焼いて食べたいわん♡
帰り際にショップカードをもらおうとしたが、カードは作ってないと言われ、「まー宣伝しなくても、口コミで売れるほど美味しいからいいのか…」と、納得して店を出た。
次に向かったのは、ちょうどこのパン屋さんの向かい側のイタリアンレストラン『CHATONS』(シャトン)。
このお店のシェフ、ジョアン・サントスさんは、イタリア系のブラジル生まれ。
このジョアンさんが作るイタリア料理が美味しいと、こちらも人気店。
私は来店3度目。今までパスタや別の料理を食べていたが、今回初めて、人気1位の『盛岡短角牛のハンバーグ』(1,200円)ランチを注文。
しかし、このハンバーグ、メニューにはツナギも野菜も一切入らない盛岡短角牛を贅沢に使った…と説明が書いてある。
ぜんぜん想像がつかない (-_-;)
一体、ツナギも野菜もないって、どんななんだ?
とにかく1位ということで、息子と二人でハンバーグにしてみた。
出てきて驚いた!
そして食べて驚いた!!
まずは形。
ツナギが入っていないから、姿が思っているハンバーグの形とちがい、自由な形だ。
息子のハンバーグの形とも違う。
息子のほうがもっと平べったく大きく見える。
息子いわく、「ママのは、高さがあるよ」
大人げなくて、スンマセン…(-_-;)
たぶん、グラム数で焼いているのだろう。
食べてみるとひき肉ではなく、牛肉の細切れのような、もっと砕いた肉を手で固めた感じか、もう、これはステーキと言ったほうが近いと思う。
いやーこれは美味しい! (*´ω`*)
こんなの初めての体験だわ~♡
ソースはトマト味だが、新鮮なトマトから手作りした感じ。
トマトの本来の青臭さ、酸味が感じられ、本当にフレッシュだわん♡
でも、私のおすすめの食べ方は、ハンバーグ自体に塩と黒コショーがきいているので、ソースは付けずに食べるほうが、和牛のお肉の味がして美味しい。
変な話だが、トマトソースは、ハンバーグと別々に食べたほうがいい感じ。
そしてお腹もいっぱいになったところで、あちこちぶらぶら。
大通り1丁目にあるこちらの『ベル』というお店。
実は、ハンバーグレストラン『びっくりドンキー』の原点のお店。
ここから、『びっくりドンキー』が全国へ展開していったのだそう。
まさか、この有名なお店が、盛岡生まれだったなんて驚きだ~
(^_^;)
そして夕方、パパの大好きな盛岡名物じゃじゃ麺の元祖『白龍』(パイロン)へ。
この『白龍』の本店は、よく見ると櫻山神社の参道にある。
そして、あまりの人気に、本店の2、3軒隣に分店もできていた。
お昼時となるとかなりの行列になるので、平日の夕方がおすすめの時間帯。
白龍の創業者が、中国で食べたジャージャー麺の味が忘れられず、この麺をモチーフに考案したらしく、盛岡のソウルフードになっている。
また、ここへ来ないと食べられない、どこにもない味なので、岩手に来たら1度は絶対食べるべし。
うどんに似たような麺に、肉みそときゅうりがのっており、皿の脇にのっているしょうがも、好みでかき混ぜて食べる。
テーブルには、ラー油、ニンニク、酢、肉みそが置いてあり、自分好みの味に変えて食べられる。
そこがなんとも面白く、こだわりがでるところだ。
そして麺を少し残したところに、テーブルの上にある生卵を1個わり、よくかき混ぜて店員さんに『ちいたん』をお願いすると、そこへ熱々のスープを入れてくれる。
それが、麺の次の楽しみだ!
このじゃじゃ麺、サイズは大中小とあるが、結構、小サイズでも量があるので、お腹と相談して頼んだほうがいいかも。ちなみに、麺を茹でるのに15分かかる。
次に、私の大好きなカステラのお菓子を買いに、『砂田屋』へ。
ここの『酒ケーキ』が美味しい!
カステラにちょっと強めの日本酒が浸してあり、絶品!
盛岡の中心街から外れているのが難点だが、わざわざ行く価値ありの酒ケーキだ。
今日、一日、こんな感じのぶらぶら旅。
なんだか食べてばっかり…( ̄▽ ̄)
今度は新しいお店を見つけに、ぶらぶら歩いてみようかな
(*´ω`*)