“まぼろしのバター“
なんとも気になるキャッチコピーだ、まぼろしだなんて…。
それにしても、バターにまぼろしとは、一体どういう意味なんだ?
そして、こだわりの“チヤーン製法”って?
ふるさと納税サイトの返礼品で見つけたまぼろしのバター、その名も『みどりバター』。
大分市にある九州乳業株式会社が製造し、大分県国東市の1万円以上の寄付でもらえる。
この会社、明治40年に設立された大分牧畜合資会社が始まりらしく、歴史はずいぶんと古い。
それだけでも期待感が…
でも、人気商品らしく、品切れの時が多い。
だから、まぼろしなのか…?
こうなると、ぜひとも食べてみたいのが女ごころ、いや人間ごころ。
これはマメにチェックして頼まねば! なんせ、まぼろしですから…
毎日のようにふるさと納税サイトを見ていると、バターに品切れマークがない!
今だ! 申し込むのは クリッククリック!! (*´ω`*)
楽しみに待つこと2週間。
届いたよ、まぼろしのバターが♡
開封してみると、6個きれいに並んで入っている。
なんか食べるのがもったいないなーと思いつつ、我慢できずに一口食べてみることに。
ごめんよ家族…。
だって近くにパンがあったんですもの。
塗ってみて!って訴えてくるんですもの…(;^ω^)
箱を開け除いてみると、なんと、バターが白い!
普通にスーパーで買うバターよりも白く、触ってみると気持ち柔らかい感じがする。
見た目からも軽やかさが伝わってくる。気のせいか?
ますます食べてみたくなる。
バターナイフでバターをとってみると、やっぱり柔らかい。
ふわっ 軽い (*´ω`*)
なんだこの感触は…ホイップバターっていうものか!?
バターはマーガリンとちがってかたく、パンに塗りにくいのが普通だが、このバターは違う。
バターナイフに自分から乗って、パンに優しく降りる感じ?
これが「チヤーン製法」というものか?
普段、売っている一般的なバターはコストを下げるために、連続式バターマシーンといわれる装置で作られているが、
それに比べチヤーン製法とは、生クリームを激しく撹拌させる製法で、バターづくりにおいては、手間暇がかかる昔ながらの伝統的な製法なのだとか。
昔ながらのせいか、口に入れると、この味、昔食べたことがあるような…。
忘れていた、どこか懐かしい味がする。
アラウンド50世代なら、きっと分かり合えると思う。
小さい頃に食べた遠い記憶が、よみがえってくる感じが…( ;∀;)
美味しい、美味しい (*^▽^*)
決して、派手な味じゃない。
目をつぶってゆっくり味わうと、子供の頃にタイムスリップしていく。
バターだけを食べてみたが、パンにつけたほうが、より深い味わいがある気がする。
ちなみに、コレステロールが気になる人もいるかもしれないが、食パン1枚にぬる量は大体5~8gとのことで、そう換算するとコレステロールは10~17㎎。卵1個のコレステロールは約200㎎というから、たいしたことはなさそう。
まあー、そもそも良質のコレステロールは、気にする必要はぜんぜんないという見方もあるようだし、思いっきり食べてみようかな♡
バターは冷凍保存可能なので、しばらくは優雅なパンマダム生活がおくれそうだわん
(*^。^*)